厚生労働省関係機関(本省、試験研究機関、福祉施設、日本年金機構、全国健康保険協会)に働く職員の労働組合

第94回メーデーを開催

2023.05.01

5月1日(月)に第94回メーデーが全国各地で取り組まれました。
東京の代々木公園で開催された中央メーデーには、全体で1万5千名の参加があり、全厚生も盛田委員長をはじめ、本省支部、感染研支部、年金機構本部支部、全厚生本部から22名が参加しました。会場が人工芝になり飲食が制限されたこともあり、1時間前倒しで始まり、昼前にデモ行進が出発しました。5月晴れのなか、横断幕やプラカードなどでアピールしながら、元気にデモ行進を行いました。その後の懇親会では、多くのOBの方も参加され、久しぶりに顔を会わせた交流を楽しみました。
中央メーデーでは、厚生共闘の仲間である全医労の前園委員長が「医療体制縮小のなか、コロナ禍で疲弊しているのに賃金は上がらずストライキを決行した。やりがいをもって働き続けられる職場をめざし団結してたたかう。」と表明しました。小幡全労連議長が、「正規と非正規、男性と女性の賃金格差が広がっている。日本の労働者が低賃金に置かれている背景には、正規から非正規への置き換え、雇用流動化を進めた政府・財界の雇用政策がある」と指摘し、「ディーセントワークの実現のために労働組合の果たす役割は大きい、掲げた要求に確信をもち、労働組合への結集を高め運動を進めよう。」と呼びかけました。