厚生労働省関係機関(本省、試験研究機関、福祉施設、日本年金機構、全国健康保険協会)に働く職員の労働組合

2025年3・1ビキニデー集会に参加

2025.03.05

3月1日、「被災71年/2025年3・1ビキニデー集会」が、静岡県焼津市で開催され、全厚生から12名が参加しました。

今年は広島・長崎の原爆投下から80年の重要な節目の年。さらに、昨年の日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞という大きなニュースもあり、核兵器のない平和な世界を目指す機運がこれまで以上に高まっています。今年最初の平和運動の全国集会となるビキニデー集会に、全厚生でも多くの仲間で参加することになりました。

「核も戦争もいらない」リレー旗をもって参加

午前中は焼津駅前から、ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験により被曝した第五福竜丸の乗務員・久保山愛吉さんのお墓へ向け、墓参行進に参加。駅前には多数の参加者がひしめき、今年の平和運動の盛り上がりを実感しました。長い距離を歩きましたが、天候もよく、焼津港の美しい光景を見ながらの行程となりました。昼食をとった後、ビキニデー集会の会場、焼津文化センターへ。

贈呈された花束を掲げる被団協のみなさん

集会では、日本被団協の代表からの発言があり、登壇した被爆者の方々へノーベル平和賞受賞を祝う花束の贈呈が行われました。また、主催者報告では、2日後からはじまる「核兵器禁止条約締約国会議」にオブザーバー参加すらしない日本政府が厳しく批判され、日本被団協のノーベル平和賞受賞は「大きなチャンス」、政府に核兵器禁止条約の批准を求める運動を国民に広げようと呼びかけられました。

ほかにも、すべての原爆被害者の被爆者認定を求める長崎の運動、ビキニ事件で同じく被災した高知の漁船乗務員への補償を求める訴訟など、各地の運動の報告や、高校の合唱部と歌声サークルの合同による合唱など、さまざまな角度から、核兵器の廃絶、平和な世界の実現を目指す思いを共有することができました。

福島県から政府の原発回帰に怒りの声

多岐にわたるプログラムでは、高校生が司会を行ったり、署名を呼びかける場面、福島から反原発の声を青年が訴える場面などもあり、若い世代が運動を引き継いでいくことが強調された、とても展望の感じられる集会でした。

全厚生は、戦争のない平和な世界を目指す運動に常に取り組んできましたが、被爆80年の今年はより一層の運動強化を方針としています。ビキニデー集会にこれだけ多くのメンバーで参加するのも例のないことです。これから、国民平和大行進、沖縄への連帯行動、原水爆禁止世界大会など、2025年の運動には例年以上に力をいれたいと考えています。